【お酒】酒販 管理番号の付け方と管理表入力注意点

管理番号の付け方

1本につき1個の管理番号を付ける

但し下記の場合のみ複数本で1個の管理番号を付与することが可能です。

・ビールでパッキングされているもの、箱に入っているもの
※贈答用の箱にお客様が自分で詰めたと思われるものは1本に1枚
考え方として箱単位で販売が可能であること。元々酒屋さんなどで市販されているものことが前提

理由
このお店では買取、販売共に1本ずつの単位になります。
管理の考え方として販売単位での管理にしています。(買取単位ではありません)
酒税の申告、酒販の免許で求められている管理を出来る限り簡略化するための方法にしてあります。
その為、1本に1個の番号を付けてください。その例外として箱単位で販売するビールのようなものはまとめて1個の番号としております。

よくある間違い

1箱にウイスキー2本が入っていて管理番号1個 → これは間違いです。1本に1個の管理番号を付けてください。酒類は同じですが、販売が1本単位になる可能性あり。
1箱にウイスキーとブランデーが1本ずつ入っていて管理番号1個 →これは間違いです。1本に1個の管理番号を付けてください。酒類が違います。税金の申告に影響が出ます。

管理表入力時の注意点

酒類各店舗入力用(各スタッフが入力する管理表)

・基本1本に1個の管理番号を付けるので1行に記載する

・入力に当たって、No(管理番号)、単位容量、本数、仕入れ金額は「数字」、仕入れ日は「日付」で入力してください。(入力出来ない場合は数字や日付ではないデータを入力しています)

・酒類は必ず選択してください。手入力禁止。例:選択では「ウイスキー」、手入力で「ウィスキー」とイが違うだけで影響が出ます。

・内容量、本数を入力すると合計が計算されます。合計は手入力しないこと。

・一人の方から複数本買取する場合、氏名、住所などは全ての商品に入力してください。コピペOKです。※注意:仕入れ金額は手入力(それぞれ金額が違う為)

・入力後、必ず漏れがないかチェックしてください。漏れがあった場合、各店舗で受入をする担当がいます。この方々の仕事が増えます。

複数本で1個の管理番号を付けた場合の入力方法

ケース1:6缶入りのパッキングされたもの

ケース2:内容量が違うものが混在している場合

例:350ml×10本、500ml×2本

・内容量毎2行にわける
・管理番号は同じとする
・商品名の最後に”(2行)”と記載する
・買取金額は”上”の行へ入力し、下の行は0円とする

酒販管理者専用 酒類販売台帳入力【管理】

※この台帳で行っていることは下記です。重要なデータになります。
売上管理 → 毎月売上、買取などの報告に使っています。POSと同じ役割です。
酒税申告用 → 毎年3月末締めで税務署へ申告するための元データ
酒販免許で求められている管理項目 → 要求されている管理事項をクリアするためのデータ

・必要項目は全て入力する。店頭、卸販売は緑のセル、ネットは緑+黄色のセルへ入力必須です。

・販売が終わったら必ず所在、ステータスを「済」にする。※済になっているものを自動集計して販売金額、販売量を管理しています。
集計に影響するのはステータス、出庫種別、出庫日、販売価格、送料。その他は酒販の免許、酒税の関係

・対面販売の場合、氏名、住所、年齢は入力不要。(対面で年齢確認するため)
ネット販売の場合、氏名、住所(都道府県、市町村まで)、年齢または生年月日入力必要。

売上入力

・販売価格、送料は「数字」、出庫日は「日付」で入力してください。(入力出来ない場合は数字や日付ではないデータを入力しています)

・内容量が違うものが混在している場合の売上入力は”上”の行に販売価格、送料を入力し、”下”の行へは0を入力する。