高所作業をする方が使用する器具。
作業中、万が一の落下の際、命を守る為の器具になります。
法律の話
法律が変わり、2022年1月2日以降、旧規格の使用が禁止されました。
製造販売についても禁止されています。
買取時の注意点
旧規格の商品の買取はしない。→ 販売が出来ません。
新規格の商品の場合、新品は製造年を確認して買取OK。中古の場合、使用期限、落下などのダメージの有無を確認
新規格・旧規格の見分け方
適合品の規格の記載が違います。
旧規格の場合 「安全帯」
新規格の場合 「墜落防止器具」
ミドリ安全の場合 旧規格

ミドリ安全の場合 新規格

※新規格も旧規格も見た目はほぼ同じです。しかkし、耐荷重や性能面で違いがあります。必ず規格に適合しているか確認を行う。
中古買取
墜落制止用器具の使用期限は法令では決められていませんが、メーカーの業界団体である日本安全帯研究会の自主基準では、フルハーネス(ベルト)は3年、その他(ランヤード部)については2年で交換することが推奨されています
上記の為、これを過ぎている場合、販売時にはジャンク扱いとして保証対象外
また、落下があった、ダメージを受けている場合、メーカーでは交換を推奨しております。
買取の際は注意が必要です。→販売の際、中古は保証対象外にしないとリスクは高いかもしれません。
ネット出品
新品の場合
新規格適合品 墜落防止器具と記載されていることを確認
製造年を確認 → 2年、または3年を過ぎているものはジャンクとして出品 保証対象外
中古の場合
基本出品はしない方が安全。
落下の有無、ダメージの有無は外観では判断がつかない
これを使用する人の目的は安全の確保の為、安全が確保出来る保証があるかどうかが判断基準
出品する場合は前オーナーの使用状況、落下の有無は不明、ジャンク等で保証対象外として出品
参考リンク
ミドリ安全 → ここ
藤井電工 → ここ