商品状態確認時の注意点
未使用品
「未使用品」として買取をしていても、実際には中古品、開封品であった例は多々あり。
テープで貼られていたから→持ち込む前にテープを貼ることも可能
未使用品とは言え、初期不良はあります。
状態を正しく把握し、状態の確認を行う。
販売して良いかの判断
ヤフオク規約に記載がなくても国内法で販売が禁止されている商品もあります。
これらは規約、ガイドラインに関係なく販売禁止です。
動作確認
中古品の場合、どの程度動作するかわからない為、動作確認を行う
通電のみの表現方法
・通電し、パワーのLEDが点灯することまで確認
・通電し、表示が出る事まで確認
→通電確認 と書くと通電して動くと勘違いするお客さんがいるため、何をどこまで確認したかをはっきりと書く
過去の事例
・スリーミーローラー(マッサージ器)
通電して動かしだしたらエラーが発生する
毎回ではなく、動いたり動かなかったり
伊那では発生率50%程度。東京では発生率高め
→返品返金
・美顔器
スイッチで全てのモードへ切り替わることを確認していたが、あるモードでの動きが正常ではなかった
→返品返金
・CDプレイヤー
出品時は動作していたが到着後、CDが読めなかった
→返品返金
・ゲーム機
コントローラーのあるキーだけ効かない
→返品返金
・釣り竿
分離して2本になるが、上と下で違う商品だった
→返品返金
実施中の動作確認
取扱説明書を見ながら最低限の機能チェックを実施
下記は例です。
マッサージ器
・全モード切替て切り替わり、動作すること
・マニュアルモードで切り替わり動作すること
・タイマーが効くこと
など
除湿器
・一定時間動作させて水が溜まること(除湿していること)
・タイマーが効くこと
アンプ
・全chから入力し、全ch出力すること
・SDやUSBメモリでの再生
・各キーが効き、音質が変化すること
・ノイズの有無
・ラウドネス、バス・トレなど音質変化すること
など
スピーカー
・すべてのコーンから音が出ること
・音質変化するものがあれば回して変化すること
など
カメラ
・撮影確認
・フラッシュ
・キーが効くこと
・撮影枚数(ショット数.comなど)
・Wifi接続
など
アクションカム
・撮影確認
・各キー操作
・アプリとの接続
・Wifi接続
など
※Class10以上のSDが必要になる場合あり
ギター・ベース
・音出し
・Vol回して音量変化
・TONE回して音質変化
・セレクタを切り替えてピックアップが切り替わること
・Vol、TONE、セレクタを動かした時のノイズチェック
・ネックの反り
など
電池を入れないと音がならないものもあり
ブルーレイレコーダー
・DVD/ブルーレイ再生
・地デジ受信
・HDD録画
・HDD再生
・ディスクへの記録
など
CD/DVD/ゲームソフト
・再生確認
・ゲーム開始まで確認
釣竿
・組立が出来ること
工具
・通電して刃の回転確認
・LEDの点灯
・各可動部が動くこと
など
コメントとして実作業を行っての確認は行っておりません。などと記載する
注意点
・動作確認終了後、初期化が必要なものは初期化する
・電池が入っているものは電池を抜く → 長期間入れておくと液漏れする可能性あり
外観確認について
過去の事例
・ブランド品
ヌメ革のキズの深さが写真と違う
・衣類
袖の裏側に修復の跡あり
・様々な製品
箱と中の商品が違う
商品と取扱説明書が違う
未使用として買取をしているが使用品
確認内容
商品の現品を見て型番など確認する(箱で判断しない)
キズ
擦り傷
ヒビ
汚れ
シミ
破れ
ほつれ
毛玉
しわ
変色
変形
落書き
など
異常がないか確認する
指紋など取れるものはクリーニングする
指紋が付きやすいところは触らない
においチェック
一人だけではなく何人かで確認
商品だけでなく付属品・箱も同様にチェック
付属品の有無・過不足 → 説明書を見て、過不足を確認。出来る限り商品説明欄へ記載する
※その商品の付属品ではない場合あり
取扱説明書が違う、箱が違うなど
商品によって傷のレベルが違います。
厳しいジャンル
フィギュア:箱も商品
ブランド品:細かいキズ、汚れ、においに敏感
時計:特に高級なもの
ゆるいジャンル
工具:キズ・汚れありと書いて写真でわかるようにしておけばクレームになりにくい
くつ、家具、楽器、シルバー製品など
これらは誇張した表現を使っていないからかもしれない
種類別チェックポイント
衣類
表・裏地、全ポケット内もチェック
袖も裏返してチェックした方が良い
※買取時に中に何か入っている場合あり
バッグ・ケース・財布
全ポケットチェック
※バッグ、ゴルフバッグ、ギターケース、スノーボードケースなど
時計
ガラス面、風防など全ての面の確認
ブランド品
シリアルなど証拠